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道内住宅関連企業モンゴル参入への道/現地視察ルポ⑤
冬の大地を覆う煤煙と、怒涛の住宅ラッシュ―。北海道と同じ寒冷地でありながら、未成熟なインフラに悩むモンゴルの首都ウランバートルが、巨大な再開発の波に揺れている。北海道住宅産業新聞社は9月9日~12日、北海道建設新聞社との共催で「モンゴル住宅視察ツアー」(団長・加藤修札幌市副市長)を実施。道内の住宅関連事業者ら18人の一行で現地を視察し、ビジネス参入の可能性を探った。 アイラグ(馬乳酒) アイラグ(馬乳酒)のめくるめく味 モンゴル住宅視察つたーの目玉の一つが、ゲルに泊まることだった。9月10日夜、ウランバートルから北東に60キロ離れたテレルジにある観光客向けの宿泊施設へ。直径5メートルほどの丸い内壁に沿う形でベッドが3つ並べられ、真ん中にテーブル。トイレとシャワーは屋内にあり、床暖房もあった。快適とは言いがたかったが、十分便利だと感じた。 牛革の袋の中で発酵させる 翌11日に遊牧民が実際に生活するゲルも見学した。木と布で組み立てられ、組み上げるのに1時間、バラすのに最短30分。中央に薪ストーブがあり、トイレは屋外。アイラグ(馬乳酒)を振る舞わ
10月23日


道内住宅関連企業モンゴル参入への道/現地視察ルポ④
冬の大地を覆う煤煙と、怒涛の住宅ラッシュ―。北海道と同じ寒冷地でありながら、未成熟なインフラに悩むモンゴルの首都ウランバートルが、巨大な再開発の波に揺れている。北海道住宅産業新聞社は9月9日~12日、北海道建設新聞社との共催で「モンゴル住宅視察ツアー」(団長・加藤修札幌市副市長)を実施。道内の住宅関連事業者ら18人の一行で現地を視察し、ビジネス参入の可能性を探った。 市内も郊外も建設ラッシュ ウランバートルをバスで移動すると、集合住宅の建設現場の中を進んでいるような錯覚を覚える。ルポ第1弾で市街地周辺をスマートシティーに造り替える「20分シティー」の国家プロジェクトに触れたが、それに限らず市内も郊外も建設ラッシュが続いている。 高さ制限などの影響でRC造の9階建てや16階建てが多く、低層のものは基礎と柱の間にブロックを積んで壁にする工法が目立つ。住居事情に詳しい関係者によると「途上国によくある建て方」。ツアー参加者からは「地震がないから成り立つ」という声が挙がった。 建設ラッシュには波があった。最初は民主化前の1960年代~80年。ソ連主
10月23日


道内住宅関連企業モンゴル参入への道/現地視察ルポ③
冬の大地を覆う煤煙と、怒涛の住宅ラッシュ―。北海道と同じ寒冷地でありながら、未成熟なインフラに悩むモンゴルの首都ウランバートルが、巨大な再開発の波に揺れている。北海道住宅産業新聞社は9月9日~12日、北海道建設新聞社との共催で「モンゴル住宅視察ツアー」(団長・加藤修札幌市副市長)を実施。道内の住宅関連事業者ら18人の一行で現地を視察し、ビジネス参入の可能性を探った。 ウランバートルに設置されたスマートモデューロ 現地生産工場建設という選択肢 道内住宅業界にとって、ヒントになるのがアーキビジョン21(千歳)の取り組みだ。移動式木造ユニット住宅「スマートモデューロ(SM)」3棟を日本から移送し無償貸与。3都市で厳冬期の断熱・換気性能について実証実験している。そのうちの一つで、ウランバートル市内のナショナル・ガーデン・パークに設置されたものを見学した。 SMは幅2.4メートル、長さ12メートル、高さ2.89メートルのユニットを2つつなげ、56平方メートルの事務所として運用されていた。高断熱、高気密で、ニッコー(石川)の排水処理システム・浄化槽を
10月2日


道内住宅関連企業モンゴル参入への道/現地視察ルポ②
冬の大地を覆う煤煙と、怒涛の住宅ラッシュ―。北海道と同じ寒冷地でありながら、未成熟なインフラに悩むモンゴルの首都ウランバートルが、巨大な再開発の波に揺れている。北海道住宅産業新聞社は9月9日~12日、北海道建設新聞社との共催で「モンゴル住宅視察ツアー」(団長・加藤修札幌市副市長)を実施。道内の住宅関連事業者ら18人の一行で現地を視察し、ビジネス参入の可能性を探った。 テレルジの草原にも開発の波が押し寄せる コストの壁を越えて 道内の住宅メーカーにとって、現実的かつ最大の問題はコストだ。20分シティーのような巨大プロジェクトに参加できたとしても、輸出事業のハードルは高い。建材やユニットを運ぶルートは、苫小牧(船)→中国・天津(鉄道)→ウランバートルが一般的。ただ、国際流通に詳しい関係者は「ことあるごとに裏金を求められ、時間も金もかかる」と指摘する。 モンゴルの平均月収は5万~8万円。今後社会的に求められる住宅は、戸建てなら安くて省エネ性能の高い家ということになる。1棟1000万円と仮定しても、依然高額だ。 プラス要素はある。日本はモンゴルに対
10月2日


道内住宅関連企業モンゴル参入への道/現地視察ルポ①
冬の大地を覆う煤煙と、怒涛の住宅ラッシュ―。北海道と同じ寒冷地でありながら、未成熟なインフラに悩むモンゴルの首都ウランバートルが、巨大な再開発の波に揺れている。北海道住宅産業新聞社は9月9日~12日、北海道建設新聞社との共催で「モンゴル住宅視察ツアー」(団長・加藤修札幌市副市長)を実施。道内の住宅関連事業者ら18人の一行で現地を見学し、ビジネス参入の可能性を探った。 建設中のマンション群の合間に連なるウランバートルの渋滞 伝統住居「ゲル」から省エネ住宅へ 入国から一夜明け、ウランバートル郊外のホテルから市内へ。中心部に近づくにつれ、チャーターバスが前に進まなくなる。同行した在札幌モンゴル国名誉領事館のガンバット・ウスフバヤル事務局長に「これでも渋滞緩和のためナンバー下1桁偶数の車だけ走行している。奇数と1日ごとに交代」説明された。規制がなければ、と考えるとぞっとする。 高層ビルが立ち並ぶウランバートルは、深刻な都市問題を抱える。人口170万超の半分近くが、市街地を取り囲むように「ゲル地区」を形成。インフラが整備されない中、丸いテント型住宅「ゲ
10月2日


【Jリーグ秋春制移行】道内キャンプ地、誘致へ熱戦
道内でサッカーJリーグのキャンプ地誘致合戦が熱を帯びている。例年2月だったシーズンの開幕が2026年から8月に変更することを受け、沖縄県などでのキャンプを冷涼な道内へ移行を検討するチームが増加。道が実施した誘致意向調査では27市町村が興味を示した。スポーツ振興を通じた地域活性化やまちづくりにつなげる狙いがある。 いち早く動いたのは東川町だ。24年に、観光関連事業者など、独自のネットワークを通じて、セレッソ大阪の誘致に成功した。町は宿泊施設の増設に着手。第三セクターが運営する保養施設を19棟から21棟に増やした。徒歩圏には食事会場や温浴施設を備え、受け入れ体制は万全だ。天然芝のグラウンドも新設。芝の養生にはセレッソや北海道コンサドーレ札幌のグラウンドキーパーが協力し、26年6月の開業を目指している。 24年、網走市には、柏レイソルから直接視察の申し入れがあった。グラウンドや宿泊施設の確認を経て正式な申し込みにつながり、こちらも誘致に成功した。 渡島総合振興局では、25年2月に「おしまJリーグ合宿誘致連絡会議」を設立した。過去には管内で川崎フロ
2025年9月12日






コムテックスがクラウドサービス
住宅業界でDX化が加速する中、施工現場の管理や住宅仕様決めのプロセスを効率化するクラウドサービスが注目されている。コムテックス(本社・富山)が開発した建築現場向けのコミュニケーションツール「Kizuku(キズク)」と、施主との打ち合わせを円滑にする仕様決め支援ツール「egaku(エガク)」は、現場の負担を軽減しながら業務の精度を向上させる。導入企業の間で高い評価を得ている。 kizukuのチャット画面 Kizukuは、現場の管理を一元化できるクラウドサービスだ。チャットベースのインターフェースを採用し、テキスト入力だけでなく、業界専用スタンプを活用。現場監督や作業員、施工業者間のコミュニケーションを円滑にし、伝達ミスの軽減やスムーズな情報共有に貢献する。 工程管理の効率化も実現する。あらかじめ商品や工事スケジュールを登録すると、ワンクリックで工程表を作成。ドラッグ&ドロップ操作で修正が可能だ。現場で撮影した写真や報告書は自動でクラウド保存。写真には手書きで注意点を加えることもでき、作業精度が向上する。作業員の入退場をワンタッチで記録し、リアル
2025年3月31日
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