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元テレビマン社長の設計図/STV興発 金子長雄氏
STV興発(札幌)は6月25日に定時株主総会、取締役会を開き、新社長に札幌テレビ放送(STV)の金子長雄取締役(61)を選出した。元テレビ記者、ディレクター、プロデューサーの経歴を持つ新社長に、新天地での舵取りについて聞いた。 ―新たなスタートを迎えて。 弊社の事業領域は4つ。プロパティー・マネジメント、人材派遣、保険、ハウジング。まずは4部門の課題把握に努めようと思っている。吉田前社長の実績を受け継ぎながら、おこがましいが、こんなことできないかということがあれば実現していきたい。 ―どこから始めるか。 実は意外とアナログが残っている。例えば書類が山積みになっていて、バインダーを開いて、確認して、印鑑を押す作業。電子承認なら省略できる。欲しいデータをエクセルのデータをたどって探すというのも非効率。システムに流し込めば一発でわかる。 ―イメージの中で、攻めていく部門は。 所有していたビル4棟のうち2棟(STV中央ビル、STV時計台通ビル)をSTVに移管した。ビル管理の業務委託料が入るのでまるまる減収ではないが、売り上げが減った分を他の領
9 分前


マンスリー・ウィークリーマンション専用の予約サイトで新規市場開拓による掲載物件数増加を目指すWeekly&Monthly 黒木健次郎社長
マンスリーマンションやウィークリーマンション専用の予約サイト「W&M(ウィークリー&マンスリー)」を展開するWeekly&Monthly(札幌)は、同サイトと札幌や千歳にある自社マンスリー物件の運営を手掛ける。黒木健次郎社長は新規市場開拓によるサイト掲載物件数増加を目指し、自社物件では民泊事業への進出を視野に入れる。 2018年創業で、19年7月からW&Mの運営を開始した。主な事業内容は同サイトの運営と、それに伴う予約管理システム「ウェルモ」の運用だ。 W&Mには全国約700社が登録し、掲載物件数は約11万室に上る。道内の登録企業は64社で、掲載物件数は札幌を中心に3600室を超える。マンスリーマンションは法人からの申し込みが多く、利用者の約7割が仕事関係だ。 札幌以外ではラピダス(東京)進出により、千歳でもニーズが高まっている。函館や旭川、帯広などの地方都市でも一定の需要があり、道内は今後さらに物件増加の可能性があると分析する。 24年1月からは、自社マンスリー物件の運営にも参画。札幌や千歳で約50室を所有する。「サイトの運営をしていく
2月17日


「地域密着」を理念に住民のニーズに応えるトワ・ピリエ 谷口孔沢社長
室蘭市を中心とする西胆振地域を拠点に不動産売買仲介を手掛けるトワ・ピリエ(室蘭)は、2025年12月に5店舗目となる登別店をオープンした。谷口孔沢社長は「地域密着」を理念に住民のニーズに応じた事業を展開している。 同社は08年に創業し、12年からハウスドゥのFCに加盟。室蘭店を中心とした胆振管内を拠点とする。住宅提案や高齢者の住み替え支援に力を入れる。価格の小さな案件でも顧客に寄り添う姿勢で対応することが件数獲得の要因。地域に根差した企業づくりを進めている。 24年11月のハウスドゥ全国FC大会で仲介契約件数全国1位を獲得。価格の大小にかかわらず全ての取引をサポートする姿勢が成果につながった。 札幌圏でも清田平岡店と千歳駅前店の2店舗を構える。「両方とも国道36号線の沿線上で、胆振管内からのアクセスもしやすい」ことが出店の理由だ。西胆振地域では住民の高齢化が顕著。「ご子息が札幌にいることから、札幌で住み替えする高齢者が増えている」という。札幌圏での店舗展開によりスムーズに対応できることが強みとなっている。 店舗の拡大と同時に従業員の働きや
2月4日


「道内不動産のデジタル証券販売へ」三井物産デジタル・アセットマネジメント 田本英輔北海道支社長
三井物産デジタル・アセットマネジメント(東京)は、年内にも個人向け電子証券サービス「オルタナ」で道内不動産のデジタル証券を販売する。田本英輔北海道支社長は道内での事業拡大を進め、5年後に同社の資産運用額2000億円の10%を道内不動産で占めたい考えだ。 同社はオルタナによる大型不動産への個別投資サービスを手掛ける。2025年11月27日に北海道支社を設立。道内不動産の証券化推進と、貯蓄意識が高い道民の投資への転換支援が目的だ。サービスを利用している道内投資家は全体の2・5%にとどまる。 田本支社長は道内の人口比で計算すると、5~6%まで伸ばせると分析。「地元商品であれば、投資を試してみようとする動きも出る」と考え、道内不動産のデジタル証券販売に向けた動きを進めている。運用物件は他地域と同様にマンションやホテルを中心とし、大型商業施設やデータセンターなども視野に入れる。 年内に販売する最初のデジタル証券は安定性と収益性が見込める札幌圏や観光地として成熟する函館の物件を検討。すでに複数の企業と協議を進めている。 北海道支社では、5年後に全社運
2月3日


【連載】槌音 SQUEEZEエリアマネージャー 古橋 洸樹(ふるはし こうき)さん
空間と時間の価値を最大化 ホテル・観光業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を手掛けるSQUEEZE(北広島)に2022年入社。デジタルオペレーション部のエリアマネージャーとして札幌や北広島など道内で展開する8つのホテル運営を統括している。 旅行や宿泊体験の非日常感が好きで、キラキラしているイメージを持っていたというホテル業界に飛び込んだ。実際に入ってみると「こんなに泥臭いのか」と驚きを受けた。 前職ではレジャーホテルの業界で現場フロント対応や施設運営などの業務を5年半経験した。 出身地である千葉県のホテル担当からスタートして4年間勤めた後、新宿での新店舗開業に携わった。「開業は大変だが、その面白さに触れた経験が現在も生きている」と話す。 宿泊業界のことをもっと知りたいと思っている中で、SQUEEZEの『宿泊×テクノロジー』という取り組みに興味を持ち、転職を決めた。 入社時期はエスコンフィールドHOKKAIDOが開業する約半年前というタイミングだった。自身が12年間野球をやっていたこともあり、「自分がやっていた野球に何かしらの
2025年9月17日


「構造設計者の価値向上を」さくら構造 田中真一社長
近年、地震や台風などの自然災害が頻発し、建築の耐震・安全性への関心が高まっている。さくら構造(札幌)は、構造設計のプロフェッショナル集団として、構造設計者の価値向上を目指し、業界全体の発展を牽引する。新社屋「SAKURA VILLAGE」を建設したばかりの田中真一社長に話を聞いた。 —新社屋「SAKURA VILLAGE」の狙いは。 構造設計者同士のコミュニケーションを促進し、業界全体の発展に貢献する拠点にすることが目的だ。安心安全な建築物を提供するために、知見を共有しながら技術を高め合う場になってほしい。オープンな議論が生まれることを期待している。 2階には社員食堂兼カフェを設け、関係者が気軽に集まって情報交換できる空間を整えた。3~4階の吹き抜け部分には階段型のスペースを配置し、自然なコミュニケーションが生まれる設計となっている。 —建築構造の特徴は。 RCラーメン構造を採用し、当社独自の耐震基準「TSUYOKU」適合の第1号物件だ。建築基準法の耐震等級は倒壊を防ぐことが目的だが、「TSUYOKU」は大破を防ぐことに重点を置いている。地
2025年4月1日


新春特集 会社を継いだ経営者に聞く④
戦後80年を迎え、道内の住宅不動産業界は、成長から成熟のフェーズに入っている。現在は高度成長期を支えた創業世代から、2代目や3代目の社長による経営が増加。先代の教えを受け継ぎつつ、新しい時代のニーズを捉えようと各社とも奮闘している。親族内で承継をした4社の経営者に現状や将来への思いを聞いた。 大進ホーム 星野社長 次世代を担う人材の成長が会社の未来を照らす ―受け継いだものは いろいろ引き継がせてもらってありがたかった。ひとつは社員。同業のお付き合い、人脈も紹介してもらった。そして協力会社、施工会社、お客様を受け継げた。 父(現会長)は家では寡黙で、私は中学校から寮生活だったためあまり話す機会がなかったが、私が会社に入って以降、仕事についていろいろ意見を交わし、教わった事が多い。その上で、自分のやり方を見つけていかないと、という思いはある。社員と一緒にやっていけたら。 ―今後新たに取り組みたいこと 広報に力を入れ始めている。ただ、走り出してみて当社とこれまで取引がない不特定多数に知ってもらうことが難しいと実感した。かえって、自社のオーナーに
2025年2月18日


新春特集 会社を継いだ経営者に聞く③
戦後80年を迎え、道内の住宅不動産業界は、成長から成熟のフェーズに入っている。現在は高度成長期を支えた創業世代から、2代目や3代目の社長による経営が増加。先代の教えを受け継ぎつつ、新しい時代のニーズを捉えようと各社とも奮闘している。親族内で承継をした4社の経営者に現状や将来への思いを聞いた。 竹内建設 竹内哲也社長 次世代を担う人材の成長が会社の未来を照らす ―受け継いだものは。 従業員とお客様を守るため、会社を絶対につぶしてはならない、それが私の信念だ。当社は毎年初めに「瓦版」と称するオーナー向けの新聞を発行し、「お客様と一生涯のお付き合い」を形として伝えている。年賀状は受け取れない場合があるため、その代わりに「ごあいさつ」として配布。オーナーか否かは問わず、拠点を置く東月寒中学校区内の約7000世帯にも届けている。 北海道胆振東部地震を経験し、住宅は「命と安全を守る器」であることを改めて痛感した。工務店としての存在意義を果たし続けるためにも、会社の存続は何よりも大切だと考えている。父から会社を継いで10年たってやっと最低限のことが分かった
2025年2月12日


新春特集 会社を継いだ経営者に聞く②
戦後80年を迎え、道内の住宅不動産業界は、成長から成熟のフェーズに入っている。現在は高度成長期を支えた創業世代から、2代目や3代目の社長による経営が増加。先代の教えを受け継ぎつつ、新しい時代のニーズを捉えようと各社とも奮闘している。親族内で承継をした4社の経営者に現状や将来への思いを聞いた。 アサヒ住宅 三浦恵美子副社長 住まい手に寄り添う賃貸物件提供 就労環境の質的向上にも力 ―受け継いだものは。 創業者である祖父が作った「経営五訓」が今も全社員の柱になっている。事業計画書の策定や、商品は常に本物を提供することなど、組織を運営するために大事なことが記されている。迷ったときはいつもここに立ち返る、心強い存在だ。 社員が朝礼で唱和する「社員7カ条」も支えになっている。私が好きなのは最後の「豊かな人生に夢と希望を持っている」という一節。仕事も遊びも全力というのが祖父と現社長である父の生き方だ。創業から年経ち、事業は新築戸建から賃貸投資事業に転換したが、軸にあるマインドは変わらず引き継がれている。私自身も、社員には公私ともに充実した人生を送って欲
2025年1月20日


新春特集 会社を継いだ経営者に聞く①
戦後80年を迎え、道内の住宅不動産業界は、成長から成熟のフェーズに入っている。現在は高度成長期を支えた創業世代から、2代目や3代目の社長による経営が増加。先代の教えを受け継ぎつつ、新しい時代のニーズを捉えようと各社とも奮闘している。親族内で承継をした4社の経営者に現状や将来への思いを聞いた。 コスモ建設 高山寿彦社長 地域密着を武器に供給拡大へ ―先代から引き継いだものは。 一言でいえば「地域密着」の方針だ。当社は1981年に苫小牧で創業し、現在は札幌に本社を移しているが、供給はずっとこの2拠点を軸にしている。札幌や石狩、苫小牧、千歳などの地域に根ざしたハウスメーカーという点は、父の代から変わらず引き継いでいる。 昨今、苫小牧港近隣やラピダスに沸く千歳市、石狩湾新港などは物流拠点としても重要な場所になっている。図らずも機運はわれわれに向いていると感じる。 新築戸建市場は年々縮小傾向にあるが、当社は新築住宅にこだわった経営を進める。人が暮らし、ライフステージが変化する中で戸建を求める需要は半永久的にある。その市場で勝負する。 ―新たに取り組み
2025年1月15日
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