分譲マンション供給・成約 2025年第3四半期 供給は増加に転じる 成約も下落幅縮小
- oikaway4
- 11月11日
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住宅流通研究所(札幌)の調査によると、2025年第3四半期(7~9月)の札幌市内分譲マンション供給戸数・成約件数は、供給が前年同期比6・5%増の245戸、成約が同2%減の246件だった。直近では供給・成約ともに60前後となる月が続いていたなか、9月にはそれぞれ100を超えた。前年同期の半分程度だった第1、2四半期から一定の回復が見られた。


表、グラフは住宅流通研究所がまとめたデータを基に本紙の体裁に整理し作成した。
前年同期と比べ増えたのは、供給が中央区(83戸、16・9%増)、東区(68戸、70%増)、白石区(24戸、20%増)、南区(8戸、33・3%増)、西区(31戸、82・4%増)、手稲区(9戸、皆増)の6区。成約が中央区(91件、9・6%増)、北区(7件、2・3倍)、東区(60件、20%増)、白石区(22件、2倍)、南区(14件、27・3%増)、西区(24件、41・2%増)、手稲区(9件、皆増)の7区だった。手稲区は9月にことし最初の供給、成約となった。
1月からの累計は供給が35・8%減の621戸、成約が25・9%減の671件だった。いずれも第3四半期として本紙に記録が残る1988年以降最少となっている。前年同期から増加したのは供給、成約ともに2区。白石区が供給67戸(3・4倍)、成約48件(3・2倍)、手稲区が供給9戸、成約9件でいずれも皆増だった。
第3四半期の発売物件は7月がブランズ札幌大通東1期1―3次(中央区、売り主=東急不動産)27戸、8月がブランシエラ札幌発寒1期1次(西区、同=長谷工不動産・JR北海道)22戸、9月がザ・札幌タワーズイーストタワー3期(東区、同=大京・京阪電鉄不動産・ミサワホーム北海道・大和ハウス工業・キムラ)34戸など。
成約は7月がブランズ札幌大通東1期1―3次の14戸(残13戸)、8月がブランシエラ札幌発寒1期1次の15戸(残7戸)、9月がクリオ札幌苗穂ステーションフロント1期1次(中央区、売り主=明和地所)の13戸(完売)、ザ・札幌タワーズイーストタワー3期の13戸(残21戸)などとなっている。







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