2025年4~6月 札幌市内の分譲マンション供給・成約
- oikaway4
- 8月19日
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供給49.2%減、168戸 成約43.6%減185戸
供給・成約とも20年に次いで少なく
住宅流通研究所(札幌)の調査によると、2025年第2四半期(4~6月)の札幌市内分譲マンション供給戸数・成約件数は、供給が前年同期比49.2%減の168戸、成約が同43.6%減の185戸といずれも半減ほどとなった。供給数はコロナ禍の20年(144戸)に次いで少なく、消費税引き上げがあった14年と同数だった。成約数も20年(185戸)の次に迫った。区別では東区が供給、成約ともに60件台で最多だった。


表、グラフは住宅流通研究所がまとめたデータを基に当紙の体裁に整理し作成した。
前年同期と比べ増えたのは、供給が白石区(27戸、皆増)のみ。成約は東区(65件、3.2%増)と白石区(10件、皆増)だった。ほかは前年同期と同数か減少した。
1月からの累計は供給が49%減の376戸、成約が35.1%減の425件にとどまった。いずれも第2四半期末までの累計としては当紙に記録が残る1988年以降最低で、300戸台、400件台まで落ち込むのは初めて。区別では、東区が供給、契約の両方で最多だったが、前年同期比では減少している。増加したのは白石区のみで、供給が43戸(皆増)、契約が26件(6.5倍)だった。
第2四半期の主な発売物件は、4月がクレアホームズフラン白石センタープレイス1期(白石区、売り主=セントラル総合開発)24戸、5月がデュオヒルズ札幌ネクスティア3期1次(東区、同フージャースコーポレーション)9戸、6月がシティタワー札幌すすきの1期7次(中央区、同住友不動産)14戸など。
主な成約は4月がブランシエラ豊平三条1期6次(豊平区、売り主=長谷工不動産)の9戸(完売)、5月がデュオヒルズ札幌ネクスティア1期3次―2期2次の9戸(完売)、6月がシティタワー札幌すすきの1期7次の10戸(残4戸)などとなっている。






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