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札幌市の不動産流通市場分析2024  中古マンション編④

  • 執筆者の写真: oikaway4
    oikaway4
  • 3 日前
  • 読了時間: 1分

電停別の成約平均坪単価推移・市電(路面電車)  上昇率・坪単価1位は中島公園通

毎年、札幌市の中古マンション成約の4割ほどを占める「公共交通機関駅から徒歩5分以内」の物件について、駅ごとの平均坪単価を算出した。第4回は札幌市電沿線。2024年に2件以上の取引があった15停留所中、2015年に比べ坪単価が約3.2倍となった「中島公園通」が10年間での上昇率1位。同時に坪単価も130万4000円で1位だった。


■成約流通マンション最寄り駅別平均坪単価(駅から徒歩5分以内・全間取り)推移

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コメント①

札幌市内の不動産鑑定士

中央区の中古マンションの平均的な状況が表れたのは西線6~14条辺り。築20~30年の物件が出ていて、新築物件の高騰に伴い緩やかな上昇基調にある。ロープウェイから石山通近隣は、築30年超え物件の取り引き数が増えたと思われる。中島公園通は一過的に高価格物件が出たのではないか。


コメント②

不動産サービス事業者

市電沿線の西側は昔から根強い人気で、価格が上昇基調にある。このエリアは宅造などまとまった土地が出ることが少ない。親が子供に土地家屋を相続するケースが多いためだ。そのため新築を建てることが難しく中古マンションに流れやすい。



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