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【連載】槌音 SQUEEZEエリアマネージャー 古橋 洸樹(ふるはし こうき)さん

  • 執筆者の写真: oikaway4
    oikaway4
  • 9月17日
  • 読了時間: 2分

空間と時間の価値を最大化


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 ホテル・観光業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を手掛けるSQUEEZE(北広島)に2022年入社。デジタルオペレーション部のエリアマネージャーとして札幌や北広島など道内で展開する8つのホテル運営を統括している。


 旅行や宿泊体験の非日常感が好きで、キラキラしているイメージを持っていたというホテル業界に飛び込んだ。実際に入ってみると「こんなに泥臭いのか」と驚きを受けた。

 前職ではレジャーホテルの業界で現場フロント対応や施設運営などの業務を5年半経験した。


 出身地である千葉県のホテル担当からスタートして4年間勤めた後、新宿での新店舗開業に携わった。「開業は大変だが、その面白さに触れた経験が現在も生きている」と話す。

 宿泊業界のことをもっと知りたいと思っている中で、SQUEEZEの『宿泊×テクノロジー』という取り組みに興味を持ち、転職を決めた。


 入社時期はエスコンフィールドHOKKAIDOが開業する約半年前というタイミングだった。自身が12年間野球をやっていたこともあり、「自分がやっていた野球に何かしらの形で携わるかもしれない」との期待もあった。


 「空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる」ことが会社のビジョンだ。無地の壁や空白だった空間にデザインを詰め込み、ホテルとして活用している。そうした取り組みで、まちづくりの一部を担っていると感じられることがやりがいだ。


 会社として27年までに国内外でのホテル運営を60施設以上にすることを目指すほか、自社開発のシステムや遠隔オペレーションなど、他社ホテルへのソリューション提供も拡大している。「空間や人の時間の価値を最大化できるように会社として取り組んでいる。そこをアップデートできるように自分の知見や経験を伸ばしていきたい」と意気込む。


(2025年9月16日号8面より)

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