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住宅ローン10年固定金利 平均0.24%アップ

更新日:2023年1月23日



 国内の銀行大手5行は、昨年12月30日に住宅ローンの固定型10年の1月適用分を発表。平均基準金利で0.24%アップの3.70%となった。日銀の緩和修正で長期金利が上昇したことを受けた措置となる。


 上げ幅が最も高かったのは、三井住友信託銀行で0.34%引き上げの3.74%。次いでみずほ銀行の0.3%引き上げ(3.50%)三井住友銀行の0.26%引き上げ(3.79%)、三菱UFJ銀行の0.18%引き上げ(3.70%)となった。りそな銀行は0.1%引き上げ(3.78%)にとどめた。


 住宅ローン利用者の約9割が選ぶ変動金利は全行が据え置いた。


 道内の金融関係者は「利用者側が金利の先高感を抱けば、10年以上のような長めの固定金利を検討する人が増加する可能性も」と予測。一方ある不動産業者は、既に消費者マインドは冷え切っているとし、現状の住宅購入検討者も今回の措置で断念する恐れを懸念。今後は市況に影響されない高所得者やパワーカップルの奪い合いになるのではと指摘した。

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