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2024年度観光入込客数 コロナ禍以前に復調の兆し 本道観光の現状は
道経済部が9月末に公表した2024年度観光入込客数調査結果によると、第3四半期(10~12月)の外国人観光客の消費額単価が前年同期比2倍となる20万円超を記録した。第1、2、4四半期も1万5000円ほどずつ上昇。コロナ禍前を上回る高水準となった。コロナの影響から脱却を目指す本道にとって明るい兆しとなったのではないか。今回はインバウンド関連指標を中心に、統計結果から本道観光の現状を探る。 表1 に、道内で宿泊した観光客の消費額単価を期ごと、旅行者タイプ別に示した。外国人と道内客では第3四半期、道外客で第2四半期(7~9月)がそれぞれ最も高単価となっている。 観光を目的とした外国人客の消費単価が四半期中で20万円を超えたのは、20万6532円だった18年度第4四半期(1~3月)以来。他四半期では18年度の水準を1~5万円ほど下回るが、コロナ禍を経て消費が回復してきた。例年10月1日からの中国の大型連休、国慶節も消費額増を後押ししたとみられる。 本道を訪れた外国人観光客の実数は283万人で、23年度比20・7%増、18年度比で9・2%減だった。
4 日前
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