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「石油セミナー」災害に強い石油の持続可能性を確認

更新日:2021年12月22日


 「石油セミナー」が11月30日に札幌グランドホテル(札幌市中央区)で2年ぶりに開催された。

 同セミナーは、石油連盟北海道石油システムセンターの主催、北海道石油システム推進協議会、(一社)日本ガス石油機器工業会が共催。石油販売事業者、機器販売事業者、住宅・建築関係者、行政関係者などが50名、関係者14名の計64名が参加した。


 

あいさつする藤井勝実所長

 冒頭のあいさつで、石油連盟北海道石油システムセンターの藤井勝実所長は、リアル開催で留萌など遠方からも参加があったことに感謝を伝えた。また、札幌地方石油業共同組合の川山和重副理事長は、エネルギー転換期の今、石油業界も新しい時代を構築しなくてはと抱負を述べた。


 続いて、石油連盟調査・流通業務部石油システム推進室の谷口純氏が「サスティナブルな石油」について説明。災害時に電源不要のポータブル型ストーブが多く使われていることなどを紹介した。

 

 日本ガス石油機器工業会の田村朗氏は、ここ5年の市場動向について報告した後、石油暖房機やエコフィールのメリットについて動画で紹介した。


各社の説明に耳を傾ける参加者

 石油機器展示会では、コロナ、サンポット、ダイニチ工業、長府製作所、トヨトミ、ノーリツ、ホクエイが自社の最新モデルを動画で紹介。展示会では各社の担当者が実際の機器を前にアピールをした。




 

小嶌教授の講演では海外事例の紹介も

 桃山学院大学の小嶌正稔教授は「2035年のSS―迫りくる事業環境の変化に対応するビジネスモデル創造」をテーマに講演。2025年以降のEV車増加に向けたSSのビジネスモデルを提案した。 




(詳細は第1066号 2022年1月1日・15日紙面に掲載予定)





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